オレガオモウコト

俺の愛している人は、結婚しています。

体調不良

 

最近、彼女はよく体調を崩す。

それは、頭痛だったり、腹痛だったり。

 

昨日、一緒に過ごしている時もそうだった。

 

 

「ごめん。頭が痛くなってきちゃった・・・。」

「薬、飲むか?」

「うん。」

 

彼女は、いつも鎮痛剤を持ち歩いている。

どのバッグにも必ず入れている。

そうしないと不安になるというぐらい、頻繁に頭痛に襲われる体質らしい。

 

俺は、彼女の頭痛が治まるまでそばにいた。

何度も謝る彼女に、

「気にするな。」

そう言って、俺は彼女の髪を撫でた。

 

すると、今度は。

 

「お腹痛い・・・。もうやだ・・・。」

 

きっと、彼女は気にしていたんだろう。

せっかく会えた時に、体調を崩してしまう事を。

 

俺は、横になっていた彼女のお腹を擦った。

 

「こうすると、治るよ。」

 

頭もお腹も痛いという彼女を、俺は責める気持ちになれない。

痛くて可哀想だとしか思えない。

出来るなら、変わってやりたいぐらいだ。

 

「ありがとう・・・。」

 

大事な人の体を大事に思うのは、当然の事だ。

なのに、彼女は俺に礼を言う。

 

大事な大事な、結美。

具合が悪くなったのが、俺と一緒にいる時で良かった。

もし家にいる時なら、無理してでも家事をしただろう?

 

俺といる時は、無理なんかしなくていいんだよ。

いつも、いつでも、俺に甘えればいいんだ。

君の体の痛みが取れるなら、なんでもしてあげるから。

 

 

今朝も頭痛がすると、メールに書いていた彼女。

無理していないといいが。

心配だ。