オレガオモウコト

俺の愛している人は、結婚しています。

反抗期

 

さっき、彼女からメールが届いた。

 

「明日、欲しい物があるから、お買い物に付き合ってもらってもいい?」

「いいよ。」

 

俺は、そう返事を送った。

 

 

何やら、明日は大きな買い物があるらしい。

 

俺は、いつも彼女のリクエストに応える。

彼女の為に車を出すのは、俺にとってはもう日常の事になっている。

 

会う時は、大抵何かしら買い物をする俺たち。

俺は、買い物に付き合うのはそんなに苦にならない。

逆に、のんびり回り過ぎて彼女に注意されるぐらいだ。

 

「佐藤さん佐藤さん。

そんなにゆっくり回ってたら、時間が無くなっちゃうよー。」

 

そう言って、俺の手をグイグイ引っ張りながら歩く彼女。

まるで、子供の手を引く母親のように。

そう思って心の中でクスクス笑っていると、

 

「もう・・・。佐藤さん、子供みたい。」

 

 

ぷっ(笑)

 

 

思わず笑ってしまった。

 

あんまり可笑しいから、わざと力を入れて反り返って歩くと、彼女がめげずに俺の手を引っ張る。

 

「もー。反抗しないのー。」

 

俺は子供なんだろ?

ちゃんと駄々をこねないとな、子供らしく。

 

必死に俺を引っ張りながら歩く彼女を、後ろから見守る俺。

もちろん、クスクス笑い付きで。

 

「重い~~~~。」

 

そんな、諦めない君も、可愛くて大好きだよ。

 

明日もやってやろうかな。

反抗期の子供役。