オレガオモウコト

俺の愛している人は、結婚しています。

苦しい時間

 

俺がいつものように、「おはよう、結美」とメールをしたら、昼過ぎに彼女から返信が来た。 

 

「もう、忘れてください。ごめんなさい。」

 

 

どうやって忘れるの。

こんなに愛している人を、どうやったら簡単に忘れられる?

 

本当は、そんな事望んでもいないのに。

どうして君は、そんな事を言うんだ。

 

「愛しているよ、結美。」

 

「ごめん・・・。」

 

顔が見たい。

結美の顔を。

 

何が彼女の心を縛り付けているのか。

何が、俺への想いを封じているのか。

 

もし、本当に俺の事が必要じゃなくなったのなら、仕方が無い。

でも、そうじゃないと、俺は思う。

彼女はきっと苦しんでる。

 

俺には、わかる。

 

でも。

あんなにも愛し合った日々が、すべて思い出になるかもしれない。

こんなにも愛している想いが、独りよがりになってしまうかもしれない。

 

ただ、苦しい時間だけが過ぎていく。

 

それは、君も同じなのか・・・。

 

解放すれば、楽になるのか?

俺が引けば、君は楽になれるのか?

 

もしそうなら・・・

もし、そうだとしたら・・・。

 

結美、愛しているよ。

俺の気持ちは、何があっても変わらない。