オレガオモウコト

俺の愛している人は、結婚しています。

愛する気持ちは変わらない

 

俺は、もし彼女がお腹の子供を産みたいと言ったら、彼女の意思を尊重しようと思っていた。

でも、彼女がその道を選ばないという事はわかっていた。

 

彼女は、今の生活を捨てられない。

今いる子供たちを捨てる事なんて、彼女には出来ない。 

 

俺には何でもわかる。

彼女の事、彼女の気持ちが。 

 

彼女が流産をして、もう何年も経つ。

でも、時々、思い返したようにあの子の事を語る。

 

「私の夢は、貴方の子供を産んで、貴方と3人で暮らす事。

もしそれが出来たら、どんなに幸せな事か・・・。

もし、それが叶うなら・・・。」

 

彼女は二つの世界を生きているけど、そのどちらかだけを選ぶ事は出来ない。

いや、俺との世界は捨てられるかもしれない。

でも、旦那と子供がいる家庭を、彼女は捨てる事はできないだろう。

 

俺は、そんな彼女を責めたりはしない。

彼女の苦しみ、彼女の気持ちが全部わかっているから。

 

俺は彼女と違って、どうしても彼女との間に子供が欲しい訳じゃない。

俺はただ、彼女と過ごせる時間のある人生を歩みたいだけだ。

彼女と一緒に時を過ごし、彼女と愛し合い、彼女の人生の一部であり続けたい。

 

たとえ、戸籍上、彼女が旦那のものであっても構わない。

彼女にしてあげたい事が限られていても、すべてが思うようにならなくても、俺は彼女と共に生きていきたい。

 

 この先何があっても、何が起きても、俺の彼女を愛する気持ちは変わらない。

彼女のいない人生など、俺には考えられない。