オレガオモウコト

俺の愛している人は、結婚しています。

そんな君も大好き

 

彼女は、時々可笑しなことをする。

でも、それは彼女にとっては普通のことらしい。

 

二人で一緒に買い物をしていて、

別々の物を探して少し離れた時にそれは起こる。

 

ふと気が付くと、

俺と彼女の距離が3mほど空く時があって、

目が合って俺が慌てて彼女の所に戻ろうとすると、

「待って、来ちゃダメ!」

そう彼女が俺を制する。

 

どうも、彼女は俺の立ち姿を遠くから眺めていたいらしい。

 

仕方がないから、しばらくはそのリクエストに応えるけど、

俺がそれを無視して彼女の元へ戻ると、彼女から可愛いクレームが。

 

「もっと、見ていたかったのに・・・。」

 

俺はなんだか照れくさくて、いつも笑って彼女の頭を上からくしゃくしゃっとする。

 

彼女は、こう言う。

 

「不思議だね。

 付き合ってもう何年も経つのに、ずっと貴方のことを眺めていたいって思う。

   隣にいるのも嬉しいけど、時々は、こうしたいの。」

 

 俺からすれば、そんな君が一番不思議で面白いよ。

 

そんな不思議な君も、大好きだけどね。