オレガオモウコト

俺の愛している人は、結婚しています。

彼女

楽しみは金曜日に

今日は余りにも晴れ過ぎて、楽しみにしていた釣りはとりあえず延期にした。 狙い所は、今日よりも気温が5度低い予想の金曜日。 それぐらいなら、彼女の身体への負担は軽くなるだろう。 「じゃあ、今日は何処に行くの?」 「お墓、行こうか。」 俺たちは、毎…

夢の続き

今朝、またいつものように夢を見た彼女。 今回もあまりいい内容ではなかったようだ。 と言っても、そうグロい話でもなかったらしい。

彼女のしたい事

「今日は、何処に行きたい?」 久しぶりに会えたのと、閉じ籠り事件があった事で、俺は彼女に触れたくて仕方が無かった。 「さ、佐藤さんの顔が、見えないー。」 俺は彼女が車に乗り込んですぐに、彼女を左手で抱え込んだ。 彼女は俺の太腿の上でふがふが言…

君を自由に

ようやく、殻の中から出てきた彼女。 やれやれ。 これで、一安心だ。

殻の中の彼女

会いたいのに会えない。 それが仕方の無い事だと頭では十分わかっていても、心がついてこない。 いつもなら会える日。 でも、会えない。 会えないまま、その日が終わろうとしていた頃、彼女は頑なに心を閉ざし始めた。

私を想い出して

俺の部屋には、彼女がくれた水挿しにしてあるポトスが置いてある。 綺麗なグラスに入れて、彼女が自宅から持ってきてくれたものだ。 「うちのポトス、元気が良くてどんどん育つの。佐藤さんにもあげるね。」 そう言って、一つずつ大事そうに抱え、家に持って…

彼女の髪を切る

「前髪、どれぐらい切る?」 「んー。佐藤さんに任せる。」 「了解。」 俺は、時々彼女の髪を切る。

愛の確認作業

「佐藤さん」 「ん?」 「どうして、浮気しないの?」 この質問は、何故か定期的に繰り返される。 彼女にとって、ルーティンにでもなっているのだろうか。

女子高生

飛行場からの帰り道。 車の中で、彼女がまた可笑しな事を言い出した。 それは、信号待ちをしていた時の事。 「佐藤さん、見て見て。あの女子高生の子、可愛い。」 俺は、彼女の指差しを辿って窓の外に目を移した。 見てと言うから見ただけなのに、 「そんな…

その笑顔が見たくて

「今日は、何処に行きたい?」 「んー。特に、ここって無いかな?」 そうか。 よし。 前日に怖い夢を見た彼女を、俺はある場所に連れて行く事にした。 「何処に行くの?」 「着いてからの、お楽しみ。」

迷子の子猫のような君を

彼女は、典型的な猫派。 俺は典型的な犬派。 彼女は甘え上手で、とても気紛れだ。 腕の中に居たかと思えば、突然飛び出し、俺から遠く離れてしまう。 犬派の俺は、いつもその様子を慎重に見守る。

ズルイ優しさ

これも、コメント欄から抜粋。 意味的には、自分が傷つきたくないから優しいフリや言い方をして、相手にそれとなく気持ちを察してもらおうとする。 といった感じなんだろうか。 俺はそういう器用な事が出来ないから、あまりよくわからないけれど。 間違って…

まるで家政婦のように

ショッピングモールなどのトイレに行った時、度々起こる事がある。 それは前にも何度か書いた、この怪しい彼女の行動。

女磨き

先ほど、コメント欄で見かけた言葉。 そういえば、彼女も女磨きしていると言っていたな。 俺は何も磨いていないし、磨く気も無いからよくわからないけど。

彼女と一緒なら

俺の家の庭が、最近凄い事になってきている。 「ジャングルみたーい。」 そう、彼女が笑いながら言うほどひどい状態だ。 「これ、なんとかしないの?」 「一人じゃ無理。」 「手伝ってあげてもいいよー。」 何故、上からなんだろう。 でも、正直言って助かる…

映画デート

薄暗い館内で、俺たちはいつものように手を繋いで座った。 そして、一番後ろの席から大きなスクリーンを眺め、二人で見知らぬ異世界へと吸い込まれて行く。 ストーリーが進むにつれ、彼女の手から様々な感情が伝わってくる。

隙だらけの彼女

昨日、彼女は見知らぬ男に声を掛けられた。 電話がかかってきて俺が店の外に出て、少し目を離した隙に。 店に戻った俺は彼女の後ろに立ち、相手の男を軽く睨んでやった。 よく見ると、彼女の両手には大量のポケットティッシュが。 「説明、聞いてたの。」 ど…

プラトニックな関係

「佐藤さん、本当に平気?このままでも。」 「大丈夫だよ。」 「辛く、ない?」 「俺は、結美とこうしていられるだけでいいよ。」 変な夢を見ても、彼女の決心は変わらなかった。 やっぱり、今は俺とプラトニックな関係でいたいらしい。 俺は彼女の心の波に…

恋人から友達へ

「佐藤さんと、お友達になりたい。」 また、彼女が予想外のメールを送ってきた。 でも、このパターンは前に一度経験した事がある。 面白いのは、この宣言をした後、彼女の口調が突然フレンドリーになる事。 後、メールの返信の時間がいつもより遅くなる。 ま…

お墓参り

「明日、お墓に行く?」 さっき、彼女からそうメールが届いた。 「行くよ。」 お墓とは、俺の家の方のお墓の事。 彼女は、今までに何度も一緒にお参りをしてくれている。 初めて行った時は、「私なんかがお参りしていいのかな・・・。」と少しオドオドしてい…

他に何も要らない

今日は雨。 でも、出窓の上に当たる雨音は、そんなに強くはない。 彼女が使っている傘は、俺がプレゼントしたもの。 彼女が雨に濡れて風邪をひかないように。 そう思って、彼女に渡したものだ。 その傘に包まれた彼女の姿を、もう少ししたら見る事が出来る。

昨日よりもっと幸せに

「昨日、つまらなかった?」 そんな、目を疑うようなメールが彼女から届いた。 俺のどの表情が、どんな態度が彼女にそう思わせたんだろう。 思い返しても、俺にはまったく心当たりが無い。 彼女はよく心の中で不安が増殖して、グルグルと頭で考え込む癖があ…

愛に溺れる

俺は、今までこんなにも人を愛した事がない。 こんなにも、人を大切に思った事がない。 だから、罪な事だとわかっていても手放せなくて、 いつも、そばにいたいと思ってしまう。 彼女の事が大好きで、 彼女を守ってやりたくて。 それは、本当は俺の役目では…

エヴァる

「佐藤さんって、エヴァみたい。」 彼女の予想が出来ない質問には慣れていたけど、今回は違う路線だった。 「エヴァンゲリオン?」 「そう。エヴァエヴァ。」 俺の何処がエヴァなんだろう。 顔? 色? 「佐藤さん、全体的に細いしパーツが長いから、エヴァに…

思い出

俺の家の近所に、中学生の頃によく行っていた古い喫茶店がある。 外装も内装も昔のままで、とてもカフェとは呼べないような雰囲気の店なのに、何故か彼女は行きたがっていた。 「もっとオシャレな店にすればいいのに。」 「いーの。佐藤さんの思い出に触れて…

充電

しばらく会えないという事がわかっていたせいか、昨日の彼女は、いつもより甘えん坊だった。 普段も、割とそうだけど。 「ねぇ、ぎゅってして。」 俺はまだ息が整っていない状態で、彼女を抱きしめた。 「汗、付いちゃうよ。」 「いいの。」

もうあんな事はしない

俺は独身だけど、彼女は既婚者。 その現実を忘れてはいけないのに。 会いたいという想いに負け、俺は昨日、彼女を迎えに行ってしまった。 きっと、気持ち的に無理をさせたに違いない。 「大丈夫かな・・・。」 そんな想いが、心の中にずっとあったと思う。 …

彼女のスイッチは右の胸

前にも書いたけれど、俺のスイッチは背中にある。 彼女に両腕で抱きしめられると大抵スイッチが入り、俺はたまらなく彼女が欲しくなる。 じゃあ、彼女のスイッチは何処なのか。 それは、彼女の右の胸。 彼女は言う。 「佐藤さん左利きだから、どうしても右に…

ベストポジションを探す彼女

彼女は薬を飲んでいる副作用のせいか、よくうたた寝をする。 車に乗っている時、それはよく起こる。

薬指の指輪の跡

彼女の左手の薬指に付いている、指輪の跡。 それは、彼女の優しさの形。