オレガオモウコト

俺の愛している人は、結婚しています。

俺たち

ずっと彼女だけを

呼吸をして生きている間 人を愛し 人に愛される その想いを感じるのと感じないでいるのとでは 過ぎていく時の中に見える輝きが違ってくる

釣り

「佐藤さん。」 「ん?」 「釣り、したくない?」 彼女は、まるでブルゾンさんのようにそう言った。

至福の時

彼女の甘えたような声が、俺を誘う。 でも、あんなに動いた後だから、彼女の体が心配だ。 俺は、スイッチを押されつつもなんとか理性を保っていた。 「身体、もっと疲れちゃうぞ?」 「いいの。疲れても。」 そう言ってしがみつく手を、俺は振りほどけなかっ…

覚悟を決めた俺

眠れない夜をやり過ごし、何とか彼女を迎えに行った俺。 睡眠不足での車の運転は、正直少しキツかった。 でも、自業自得だから仕方が無い。 俺がほぼ寝ていない事を知らない彼女は、いつも以上に元気一杯で車に乗り込んできた。 その明るい笑顔を見ただけで…

俺が彼女に出来る事

珍しく、さっき彼女からメールが届いた。 「おはよう。」と。 いつもなら、俺からメールが始まるのに。 「今日、会える日?」 と、更に珍しい質問が続く。 「迎えに行くよ。」 わかっている筈なのに、何故確認するんだろう。 会えない週末が、いつもより寂し…

彼女を愛し続ける

俺の親戚が、ずっと重い病と闘っている。 その人とは血の繋がりは無いけれど、もう長くないと聞いたら行かない訳にはいかない。 俺は明日、高速を使って2時間ほど車を飛ばして彼に会いに行く。 きっと、これが彼との最期の時間になってしまうだろう。

小さな幸せ

「この中から、好きなのを選んで。」 「なーに?」 彼女の手に渡したのは、様々な商品が載っているカタログ。 何かのお返しで届いた物だけど、俺には欲しい物が無かった。 「なんでもいーの?」 「いいよ。」 彼女は、楽しそうにパラパラとページをめくった。

緩やかな時間

「佐藤さんは、ラージヒル。」 彼女の妙な言葉で目を覚ました俺。 うっかり、彼女の腕枕で眠ってしまったようだ。 目を開けたら、目の前に彼女の可愛い顔があった。 「何、それ。」 彼女の頬を触りながら、俺は意味不明な言葉の意味を聞いてみた。

太陽と月

太陽と月。 どちらかと言えば、彼女が太陽で、俺が月のイメージ。 彼女の存在は、俺にとって太陽そのものだ。 そばに居るだけで、いつも俺の心を明るく照らしてくれる。 俺に、生きる幸せと喜びを与えてくれる。 そして、時には温かく、時には熱く。 俺の心…

旦那からの電話

年に数えるほどしかないけど、彼女が俺と一緒にいる時に旦那からの電話を取る事がある。 でも、俺の目の前では話さず、車から降りて少し離れた場所で。 車が止められない時は俺の隣で電話に出る。 以前は俺と一緒にいる時は電話に出ずに折り返し掛けていたけ…

想いが重なる時間

「もっと、支配して・・・。」 その言葉を吐く時の彼女の目は、いつも涙ぐんでいる。 余りに切ない表情を浮かべるから、俺の心はいつも締め付けられる。 俺がこんなにも愛しているのに、まだ足りない、もっと貴方のものにして。 彼女の心が、そう叫んでいる…

幸せの形

とあるブログのコメント欄に、ここのURLが貼られていた。 ここを紹介したあちら(とこちら)の読者さんは、俺が本当に幸せなのだろうかと疑問を感じている様子だった。 俺は、別にその方を中傷したり批判したりするつもりはない。 ただ、一つだけハッキリ言…

もし俺がいなくなったら

以前、俺は彼女に悲しい涙を流させてしまった事がある。 それは、彼女が一枚のメモを見つけてしまったから。 「死亡時連絡先」と書かれたその紙切れには、彼女の名前と携帯番号が記されていた。 それを偶然見つけてしまった彼女は驚き、顔をクシャクシャにし…

本命女性に男性が絶対にしない事

「私って、本命?」 昨日、彼女がまた唐突におかしな質問をしてきた。 毎回の事ながら、よくこんな発想が出来るものだと感心してしまう。 本命という事は、他にも彼女がいるという意味なのに。 何人もの女性と付き合うほど、俺の心は器用じゃない。 それに、…

我儘を言った罰

キスをしたら、俺たちはもう友達ではいられない。 それを知ってて、君は自分からキスをしたんだろう。 会って二人きりになったらまた始まってしまう事ぐらい、きっとわかっていた筈だ。 俺たちは、やっぱり恋人でしかいられない。 心から愛し合っているのだ…

声だけの逢瀬

週末は、滅多に電話など掛けてこないのに。 何かあったのだろうか。 俺は急いで電話を取った。 「なんにも用事は無いの。佐藤さんの声が、聞きたくなっただけ。」 思わず、俺はホッとして笑ってしまった。

彼女の思うがままに

コメント欄で目にした、「デートらしいデート」という言葉。 俺が推測する限りでは、多分、体の繋がりを求め合わずに過ごす時間、と言った所だろうか。 俺的には、好きな人と一緒にいられれば、どんな風に過ごしてもそれは「デート」になる。 心の繋がりだけ…

プラトニックな関係

「佐藤さん、本当に平気?このままでも。」 「大丈夫だよ。」 「辛く、ない?」 「俺は、結美とこうしていられるだけでいいよ。」 変な夢を見ても、彼女の決心は変わらなかった。 やっぱり、今は俺とプラトニックな関係でいたいらしい。 俺は彼女の心の波に…

心の陰り

俺が二人の女性を同時に抱いている夢を見た。 しかも、自分の目の前で。 そう彼女がメールしてきたのは昨日の事。 「自分が友達宣言なんかしたから、あんな可笑しな夢を見たのかな。」 メールの文字から、彼女の戸惑いを見る事が出来た。

体だけじゃない

「佐藤さん」 「ん?」 「なんか、溶けてくね。体。」 「うん。」 「溶けて、ほどけてく感じ。」 「俺も。」

幸せを君に

君が望むなら、俺は何でもするよ。 俺に出来る事なら、どんな事でも。 俺が君と出会ったのは、君を幸せにする為だから。 君に、いつも幸せを感じてもらう為だから。

既婚者の恋

俺は、彼女が既婚者だという事を知らずに好きになった。 それを知ったのは、彼女と付き合うようになって少し経った頃だった。 「本当に好きになってしまったから、もう嘘はつきたくないの。」 俺に別れようと言われる事を覚悟して、彼女は事実を打ち明けてく…

君さえいれば

久しぶりに会った彼女は、とびきりの笑顔で車に乗り込んでくれた。 俺は嬉しさの余り言葉を失い、黙って彼女を見つめた。 「おはよう。元気だった?」 ニコニコしながらそう聞いてきた彼女に、俺はこう答えた。 「ずっと夏バテしてた。」 彼女は驚き、 「そ…

いつも君を想う

「悲しい。」 その一言だけで、彼女の心の中がわかる。 いつもなら会える筈の日に、俺と会う事が出来ない。 俺と同じように、自分の体が半分切り取られているかのような錯覚を、彼女も起こしているんだと思う。 二人で過ごす時間。 二人で生きる時間が、俺た…

会えない時も心の中に

まとまった連休の時は、いつものように彼女と会うのが難しくなる。 年末年始やゴールデンウイークもそう。 幾ら彼女に時間があっても、旦那の目に触れる可能性が高くなるから仕方が無い。 彼女自身と二人の関係を守る為。 それは、付き合い始めた頃から変わ…

心がすれ違わないように

想い合う気持ちが強過ぎて、心がすれ違う。 今まで、何度かそういう事があった。 俺は彼女の事を想って。 彼女は俺の事を想って。 そう相手の為に動き、一瞬の出来事で二人の心がすれ違う。 相手の為に。 そう思って動いた筈なのに、想いが届かず、虚しくす…

少しの時間でもいいから

今日は、彼女と会う約束をしていた日。 でも、台風の接近で朝から雨と風がひどく、彼女からこんなメールが届いた。 「今日はこんなお天気だから、やめとこうね。」 外を見ると、確かに天気は荒れていた。 でも、しばらく空を眺めて。 「大丈夫だよ。」 俺は…

まるで夫婦のように

俺は、時々錯覚を起こしてしまう。 彼女は既婚者じゃない、と。

永遠に変わらない想い

彼女との出会いは、俺の人生と生き方を変えてくれた。 俺は今まで、こんなにも盲目的に人を愛した事が無かったから。

離れていても心の中に

「ちょっと、買い物に行ってくる。」 会えない日は、そんな小さな事でもメールで伝え合う。 会えない時間が、出来るだけ寂しくならないように。